あーーーーぁ。
やっとブログと向き合えました。
書きたかったこと、一つぐらいかけるかな。
んでは、早速・・・
* * *
忙しいながらも2007年はですね、
新年早々に「感動するもの」によく出会っている気がします。
ありがたいことに、そういう感動できる心を持っていると気が付ける時、
ちょっとだけ、自分が「まだ大丈夫だな」ってホッとします。
何に対してだよって感じもしますが・・・
“人間として、正しい感覚を持っている”って意味での安心ですかね。
今日はそんな「emotional」な私に、
追い討ちをかけたヨーダ様の授けたとあるマンガを紹介します。
* * *
私はハタから見ると相当なマンガっ子らしいのですが、
本人は全く自覚なし。
でも、マンガ自体は私にとっての気晴らしだったり、
イメージを形にする、訓練になってたり。
昔から絵やイラストを描くのが好きだったりもするので、
自然にこの手のものに惹かれている部分もあるのだと思います。
そんなマンガっ子?な私が薦めるものであれば、
それなりの説得力はある!のか、ないのかわかりませんが・・・
オススメはコレです↓
- 間瀬 元朗
- イキガミ 1 (1)
- 間瀬 元朗
- イキガミ 2 (2)
- 間瀬 元朗
- イキガミ 3 (3)
・・・一見、「課長 島耕作」チックなイラストに、
怪しい宗教本とも思えるタイトル。
「なんのビジネスマンガ?」って感じにも見受けられますが・・・
超、端的に言うと、
「生きること」を考えさせられるマンガです。
一生懸命生きていくことを日本国民に日々学ばせるために、
無作為に選ばれた特定の人間に与えられる“試練”。
その“試練”を受け入れなければならない人たちの最後の一日の話。
お役所の立場から、その“試練”を特定の人たちに伝える仕事をする主人公が、
いろんな角度から最後の一日に携わり、いろいろと悩んでいくのだが・・・
毎回繰り広げられるストーリーごとに
驚くほど現代の社会問題を風刺している。
いじめ、ドラッグ、高齢化、業界、政治、離婚、親子問題・・・
まるで「美しい国」とは何か?という問いにも近い
日本の在り方まで映しているようだ。
現在3巻まで出ているのだが、是非1巻から読んでほしいです。
最初は「?!」の連続かもしれないが、
『自分がもし、“特定の誰か”に選ばれてしまったら・・・』
と思うと、必ず自分のストーリーも生まれる。
自然と感情移入してしまう。
こんなことはない、こんなことは作り話で、現実にはない・・・だからこそ、
こう考えさせられるきっかけ=気付かされるのだと。
ぶっちゃけ、久しぶりにマンガ見て泣きました(笑)
(ちなみに私は、1巻の2つ目のストーリーと、
2巻の1つ目のストーリーが好きです。)
シリアスなマンガがお好きな方は、是非。
最後に。
ヨーダさま、素敵なマンガをありがとう。